2007年9月15日

本日の産経新聞の読書欄に、私の著書「顔のない男・東ドイツ最強スパイの栄光と挫折」についての紹介文が載るはずなのですが、どなたかご覧になった方はいらっしゃいますか。産経新聞をご購読中の方は、ぜひご覧下さい。

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知り合いのドイツ人の間では「どうして安倍首相は辞任したのか?」と不思議に思う声が多いです。ただし、ドイツの有力紙「フランクフルター・アルゲマイネ」は、安倍首相の辞任を、ベタ記事のような扱いしかしていなかったのが、印象的でした。ドイツのマスコミが、いかに日本を軽視しているかを、象徴しています。この新聞にとっては、日本の政治問題はあまり重要ではないのでしょう。しかも東京特派員ではなく、フランクフルト本社の記者が書いていたのが、日本軽視を一段と裏付けていました。

ヨーロッパの新聞の間では、東京の特派員をひきあげて、他の新聞と提携して、その新聞の特派員の記事を掲載するケースが増えています。

これも、ジャパン・パッシングのあらわれでしょう。